レシピ通りに作っていても、上手くできないのはなぜ?

私は元々とても不器用で、料理や裁縫が大の苦手でした。結婚するまでは、外食をしたりお弁当を買ってきたりと料理をしなくてもいい気楽な毎日を送っていました。でも、結婚をしてからはそうはいきません。主人は朝からしっかり食べるタイプなので、朝食作りから手を抜けませんし、夜は低カロリーのものをバランスよく作らなければならないのです。今まで料理をしてこなかった分レパートリーも全くないので、本屋に行き料理本を何冊か購入しました。レシピ通りに作れば誰でも美味しく作れると思っていた私は、とりあえず簡単なものから作り始めたのですが、どうもうまくいきません。

ハンバーグを作れば外は焦げて中は生焼け。煮物を作れば大根や里芋に芯まで火が通らず硬いまま。簡単な目玉焼きすら、白身は焦げて黄身はほとんど生の状態という事態に陥っていました。レシピ通りに作っているはずなのにどうしてこんなに美味しくできないんだろうと本当に悲しくなりました。買ってきた料理本が悪かったのかと本にイライラすることもありました。そこで母に聞いてみると、おそらく火加減が間違っているのでは?と指摘されました。まず、弱火と中火、強火をきちんと使い分けられているかと聞かれて、なんとなく合わせているだけの自分に気がつきます。そもそもどういう状態が弱火なのかという部分から母に教えてもらい、再度同じメニューを作ってみると、今度は美味しくできるようになったのです。料理で大事なのは味付けだけだと思っていましたが、こんなに火加減が重要だったとは思いませんでした。おそらく料理が上手な人はきちんとこの火加減がうまく調節できているのだと思います。本当に基本的なことですが、こういうちょっとしたコツさえ覚えれば苦手な料理もできるようになるのだと痛感した出来事でした。